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中指立てたJ2福岡FW城後は2試合出場停止、奉仕活動従事の指導も

[ 2014年5月28日 18:41 ]

 Jリーグは28日、規律委員会においてJ2福岡のFW城後寿(28)に対し、2試合の出場停止処分を科したと発表した。

 出場停止となるのは、5月31日のJ2第16節・札幌戦(札幌厚別)と6月7日の同17節・千葉戦(レベスタ)の2試合。

 城後は5月24日に行われたJ2第15節・山形戦(レベスタ)において、前半41分にシュートを外した後、山形サポーターに対して中指を立てたように見える挑発的な行為を行っていた。

 マッチコミッショナーから報告を受け、規律委員会で映像および報告書等を基に検証の上、日本サッカー協会の競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手の観客に対する行為は「選手等に対する暴行・脅迫および一般大衆に対する挑発的な行為」に相当すると判断、2試合の出場停止処分となった。

 これを受け、福岡はクラブの公式サイト上で声明を発表。「クラブとして、Jリーグの処分を真摯に受け止め、クラブ関係者、監督はじめコーチ・スタッフ・選手に対して、フェアプレーを徹底し再発防止に向けたさらなる指導を行っていきます」とし、城後に対しては再度厳重に注意を行い、奉仕活動に従事するよう指導したと報告。

 その上で、「モンテディオ山形のファン・サポーター、クラブ関係者の皆様、Jリーグ関係者の皆様、ファン・サポーターの皆様にご迷惑をおかけし、あらためまして深くお詫び申し上げるとともに、信頼回復へ向けて全力で取り組んでまいります」としている。

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2014年5月28日のニュース