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22年W杯開催地カタール選出「間違い」 FIFA会長

[ 2014年5月17日 05:30 ]

22年W杯開催地カタールを選んだことを「間違い」と発言したFIFAブラッター会長

 FIFAのゼップ・ブラッター会長(78)が16日、22年W杯のカタール開催決定について「間違いだった」との見解を示した。スイスのテレビ局RTSのインタビューで、酷暑のカタールを開催地に選んだのは間違いではないかと問われ「もちろん間違いだ」と発言。

 「報告書によるとカタールの夏は明らかに暑すぎる。しかし理事会では大多数がカタール開催を支持した」と話し、酷暑を避けるための冬季開催の可能性について「恐らくそうなる」と話した。

 同会長は開催地決定にまつわる買収疑惑を否定したが、カタールと縁の深い企業を持つフランスとドイツから圧力があったことも明かした。FIFAは「会長の発言は報告書に基づく夏の開催計画が間違いと強調したもので、開催地にふさわしくないとは言っていない」との声明を発表した。

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2014年5月17日のニュース