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4試合連続無得点の甲府が3得点快勝 MF水野は古巣に恩返し弾

[ 2014年5月17日 15:30 ]

J1第14節 甲府3―0柏

(5月17日 中銀スタ)
 甲府が今季最多の3得点で柏を下し、5試合ぶりの勝利をマークした。

 前半20分、FW盛田剛平(37)がFWクリスティアーノ(27)の右FKを頭で決めて先制すると、後半5分にはクリスティアーノがPKを決めて2点をリード。後半33分にはMF水野晃樹(28)が13年の甲府移籍後初ゴールをボレーで叩きこんでとどめを刺した。

 前節まで4戦勝ちなし(1分け3敗)で、4試合連続無得点。ゴールに飢えていたチームに得点と勝利をもたらした盛田は「クリスのボールが僕のところに吸い付いて来た」と今季3得点目の瞬間を振り返ると、「あいつに3得点ともアシストしてもらっているので今度なんかおごっておきます」とご機嫌で、水野は「おっさんばっかり点を取っているので、たまにはおいしいところをもっていかせてもらいました」と茶目っ気たっぷりに笑わせた。

 水野は3年間在籍した柏から13年に甲府入り。この日のゴールは柏時代の12年7月14日に清水戦(アウスタ)で決めて以来1年10カ月ぶりのゴールとなった。決めた瞬間を「(頭の中が)真っ白でした。久しぶりだったんで」と振り返り、「古巣相手に点が取れたことも良かったし、きょうは日頃来てない家族も来ていたので良かった」と笑顔を見せていた。

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2014年5月17日のニュース