長友　３点目アシスト　サネッティ本拠最終戦に花添えた

＜インテル・ミラノＶＳラツィオ＞攻め上がる長友

セリエＡ インテル・ミラノ４―１ラツィオ

（5月10日）
　インテル・ミラノの日本代表ＤＦ長友は１０日、敵地のラツィオ戦に中盤の左サイドでフル出場した。前半３７分には左サイドを駆け上がってパスを受け、ゴール前に高速のクロスを供給。パラシオの３点目をアシストした。

　「１週間、選手同士で話し合ってきた結果。まだ精度という部分では限界がないので努力しますけど」と謙虚だが、４―１の快勝に大きく貢献した。１１日付の地元紙も軒並み高評価で、ガゼッタ・デロ・スポルトは「長友は止められない」との見出しをつけた。

　今季限りで引退を表明している同僚の元アルゼンチン代表ＤＦハビエル・サネッティ（４０）のホーム最終戦に花を添え「勝ててホッとしてる。偉大すぎます。僕にとって夢なんで」と話した。代表入りが確実な１２日のＷ杯メンバー発表に向け、頼もしい活躍だった。