履正社　ロングスローでこじ開け決勝点

全国高校サッカー選手権 履正杜１―０徳島市立

（1月2日 ニッパ球）
　大阪府代表の履正社は、ロングスローで勝負を決めた。

　カウンター狙いで引いて守る相手に攻めあぐねたが、後半３４分にＤＦ小川が左サイドからエリア内に絶妙なロングスロー。ＦＷ福田が頭で落とし、最後はＭＦ林が決勝点を押し込んだ。ハンドボール投げは３２メートルと強肩ではないが、ロングスローは得意という小川。「仲間を信じて投げた。接戦ではセットプレーが大事になるので、狙ってました」とニヤリ。今大会の初出場校で唯一、３回戦進出を果たした。

　▼徳島市立・河野監督　我慢と辛抱ができなかった。カウンターを狙っていたが、セカンドボールを拾えなかった。１、２年生が多いのでこれを機に本気になってほしい。