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カズ 伝説の11番と初蹴り 静学の先輩「タンク」渋川氏

[ 2014年1月3日 05:33 ]

新年早々、軽快なプレーで魅せた三浦知良(左)

 J2横浜FCの三浦知良(46)が2日、恒例の“初蹴り”として出身の静岡・城内FC「45周年記念マッチ」に参加した。

 待っていたのは今やカズの代名詞でもある「背番号11」のルーツとなった先輩で「通称タンクさん」こと、渋川尚史氏(55=会社役員)との再会。渋川氏はカズが小学4年のとき静岡学園の主将として全国高校選手権で準優勝。城内中2年でリフティング全国大会2位という実績の持ち主。当時の知良少年には渋川氏こそが伝説の11番であり、大きな影響を受けた存在だった。

 カズの背番号は11番、一方の渋川氏は「11・1番」を付けた。試合では先制点をアシストし、カズダンスまで披露したが、試合後は恐縮しきりだった。「正月にいろんな世代の選手が集まってサッカーができて幸せ。ただ11番はタンクさんが…、それだけは悪かったですね」と頭を下げた。新春の静岡で「11番」のルーツに触れ、刺激を受けたカズは、きょう3日から南国グアムで自主トレを始動する。

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