×

広島また決勝の壁 寿人「負の歴史を断ち切りたかった」

[ 2014年1月3日 05:30 ]

<横浜・広島>後半、決定機を逃して悔しがる広島・佐藤

天皇杯決勝 広島0―2

(1月1日 国立)
 広島の2冠達成はならなかった。チーム5度目の決勝で、5度目の零敗。FW佐藤は「(リーグ戦で今季2敗していた)負の歴史を断ち切りたかったし、悔しい。勝てなかったのは何かが足りなかったということ」。

 中2日で迎えた決勝は準々決勝、準決勝と120分を戦い抜いた疲労もあったが、エースは「横浜の方が平均年齢も高いわけですしね」と潔く敗北を受け入れた。

 雪辱のチャンスはすぐにやってくる。リーグ王者と天皇杯覇者が対戦するゼロックススーパー杯(2月22日)で、再び激突する。「先制されたら勝てないようではダメ。13年シーズンは3つ負けたけど、もっと成長して14年は勝ちたい」と佐藤。来季、GK西川の浦和移籍は決定的だが、仙台GK林を獲得する方向で、徳島MF柴崎、甲府MF柏の加入も確実。戦力に厚みを加え巻き返す。

続きを表示

2014年1月3日のニュース