星稜２大会連続８強入り　ＰＫ戦で練習の成果発揮

全国高校サッカー選手権第４日・３回戦 星稜０―０（ＰＫ戦５―４）玉野光南

（1月3日 駒沢）
　星稜は玉野光南を攻めあぐねてＰＫ戦にもつれ込んだが、練習の成果を発揮して２大会連続の８強入りを果たした。

　「ＰＫになったら勝ったと思え。それだけのトレーニングをしてきている」と河崎監督に送り出された選手たちは、５人全員が強く正確なキックを決めた。大会前、ＧＫに蹴るコースを伝えた上で２本成功させることを日課としてきただけに、相手が読んでも届かない完璧なキックだった。

　昨秋に骨折した右足にボルトが入ったままの寺村主将も３人目として成功。「思ったコースに、思い切り蹴れた。次も勝って国立競技場に行きたい」と４強入りに気合を入れた。

　▽玉野光南・野上主将の話　ＰＫ戦まで行けたのはイメージ通りだったが、自分のミスで負けてしまい申し訳ない。３試合無失点だったのは自信になる。