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水戸啓明 PK制し初16強 茨城県勢93年度大会以来

[ 2014年1月3日 05:30 ]

<水戸啓明・富岡>PK戦勝利の啓明イレブンはGK黒子に抱きつく

全国高校サッカー選手権 水戸啓明1―1(PK4―2)富岡

(1月2日 ゼットエー)
 水戸啓明がPK戦を制し、水戸短大付時代の93年度以来となる16強を決めた。0―1の前半38分にFW雨川が同点弾を決めると、PK戦では4人連続で成功。GK黒子が相手5人目のシュートをはじいて決着を付けた。

 守護神は「狙い通りだった。落ち着いてPK戦に臨めたし、1本は止められる確信があった」とうなずいた。茨城県大会決勝も鹿島学園に1―1からPK戦(7―6)勝ち。最後のシュートを止めた黒子がヒーローになったが、コースが8回中1回しか当たらなかったため、巻田監督から「読みと駆け引きを磨け」と言われ、練習で手でフェイントを入れて跳ぶなど駆け引きを学んだ。その成果を大舞台で見せた。

 3回戦の相手は昨夏の高校総体2回戦で0―1で敗れた市船橋。浦和などに所属した元Jリーガー指揮官は「成長を証明する一戦」と訴えた。

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2014年1月3日のニュース