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四中工2発快勝!樋口監督の弟、横浜の靖洋監督が激励

[ 2014年1月3日 05:30 ]

<帝京三・四日市中央工>試合前、弟の横浜・樋口靖洋監督(右)の激励を受ける四日市中央工・樋口監督

全国高校サッカー選手権 四日市中央工2―0帝京三

(1月2日 等々力)
 四日市中央工が快勝で2大会ぶりの16強進出を決めた。前半38分に小林颯が森島の左サイドからのクロスをダイビングヘッドで合わせて先制。マンチェスターUの日本代表MF香川の映像を見てプレーを研究する1年生FWのゴールで勢いに乗ると、後半14分には井手川が右足でネットを揺らして試合を決定づけた。

 夏の総体で三重県予選敗退に終わったことを受け、樋口監督は8月に就任18年目で初めて部員全員参加の戦術合宿を敢行。チーム再建を図ってこの日の結果につなげた。

 スタンドでは樋口監督の弟で、天皇杯を制したJ1横浜を指揮する靖洋氏が観戦。試合前には「優勝おめでとう」「兄貴も頑張って」と言葉を交わした。樋口兄弟は77年度大会に選手として出場して準優勝。監督としてもともに2位が最高成績だったが、靖洋氏が天皇杯で優勝してジンクスを破った。樋口監督は「弟が勝って勇気づけられた」と実感を込めた。

 きょう3日の3回戦では桐光学園と対戦。前回大会の初戦で2―4で敗れた因縁の相手で、坂主将は「強い気持ちで戦う」とリベンジを誓っていた。

 ▼帝京三・相良監督 完敗です。思った以上に相手の技術が高かった。選手は去年の冬と比べて成長してくれたと思う。

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2014年1月3日のニュース