エジプトのサッカー連盟本部や警察に放火、死者も!

[ 2013年3月10日 01:21 ]

エジプトの首都カイロで、サッカー暴動事件の判決に抗議する人々

 昨年2月にエジプト北部ポートサイドのサッカー場で74人が死亡した暴動事件で、地元の裁判所は9日、暴動を防げなかった罪などに問われたポートサイドの治安当局元責任者と幹部の2人に禁錮15年の判決を言い渡した。他にも殺人罪などに問われた観客ら5人に終身刑、17人に禁錮1年から15年、28人に無罪の判決を下した。

 首都カイロでは、無罪となった28人の中に治安当局者7人が含まれることに反発した住民が、エジプトのサッカー連盟本部や警察の関係施設に放火した。デモ隊と警察が衝突し、デモの参加者1人が死亡した。

 暴動事件をめぐっては、裁判所が1月、観客21人に死刑判決を言い渡した際、反発するポートサイドの住民と治安部隊の衝突が激化し、40人以上が死亡。今回の判決でも、混乱の拡大が懸念される。ポートサイドでも抗議デモが起きているが、警察から治安権限を移譲された軍が警戒を強化している。

 暴動は昨年2月1日夜、地元チームが首都カイロの強豪チームを破った試合後に発生。警官が現場にいながら多数の犠牲者が出る惨事になったことから、国の治安責任を負う当時の軍政に批判が集まった。(共同)

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