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川崎F 風間体制で初白星 打ち合い制し「ちょっと疲れた」

[ 2012年5月3日 17:09 ]

<川崎F―磐田>前半、攻め込む川崎F・田中裕(右)とマークする磐田・山本康

J1第9節 川崎F4―3磐田

(5月3日 等々力)
 ホーム等々力でのリーグ戦は3連敗中だった川崎Fが、苦しみながらも打ち合いを制し、23日に新監督に就任した風間八宏氏(50)が2試合目で初勝利を挙げた。

 先制点は前半30分。19歳のMF大島がJ1初ゴールを決めた。後半8分に矢島がPKを決め、2分後にDF田中裕が加点し、3―0と突き放した。同17分には矢島がダメ押しの4点目。磐田のFW前田がPKを直接狙った決定機も、コースを読んだGK西部が右に飛びながらパンチングで好セーブする場面もあった。

 後半だけで6ゴールの激しい打ち合いに、風間新監督は「ちょっと疲れた」と安堵の笑顔。選手の戦う姿勢を評価した上で「ボールをもっと支配しないと。パスミスがすごく多い」と改善点も口にした。

 磐田はMF山本康が後半に2点を返すなど奮闘。終了間際にはFW阿部が3点目を決め、最後は1点差に肉薄。シュート数は16で川崎の9を上回ったが、惜しくも2連敗を喫した。

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