苦しんで勝ち点３ゲット！関塚監督「サポーターのお陰」

シリアに勝利し、ガッツポーズして喜ぶ関塚監督

ロンドン五輪アジア最終予選Ｃ組第３戦 日本２－１シリア

（11月27日 国立）
　先制しながら追いつかれる苦しい展開も後半４１分に大津（ボルシアＭＧ）のヘディングシュートで勝ち越し。シリアとの全勝対決を制し、ホームで勝ち点３を加えてＣ組首位に立った日本の関塚監督は「ホームで勝ち点３を取るということに選手がしっかり応えてくれた。たくさんのサポーターが集まってくれたお陰です」とスタンドを埋めたサポーターに感謝した。

　前半終了間際に先制したが、シリアの猛反撃に苦しんだ。後半３０分に痛恨の同点ゴールを許してしまう。しかし、そこからチームは成長の跡を見せた。「非常に強い相手だったが、選手は臆することがなかった」と関塚監督はも応えを口にした。

　最終予選の前半３試合を全勝と最高の形で折り返し。後半戦の３試合は２月５日アウェーでのシリア戦から再開される。関塚監督は「我々はまだ何も得ていない。２月５日に向けて、しっかり準備して、また成長した姿を見せたい」と表情を引き締めた。