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浦和“なりふり構わず”10試合ぶり勝利

[ 2011年6月22日 21:52 ]

<浦和・福岡>前半、競り合う浦和・マルシオリシャルデス(左)と福岡・末吉

J1第17節 浦和3―0福岡

(6月22日 埼玉)
 浦和が後半の3得点で、4月24日以来10試合ぶりの勝利。試合後の選手の笑顔には安堵感がのぞいた。

 前半はいいところなく0―0。後半8分、元日本代表のMF鈴木が貴重な先制点を決めた。重圧から解き放たれたチームはその後、2点を追加。鈴木は「もう後がないと思っていた。チーム一丸で勝ち点3を取れてうれしい」と喜んだ。

 試合前の順位は降格圏内の16位。1999年のJ2落ちの悪夢がちらつく中、最下位の福岡相手に、取りこぼしはできない状況だった。ペトロビッチ監督もプロ初出場となる18歳の新人MF小島、山田直ら今季初先発の3人を起用。低迷打破へのなりふり構わない姿勢が実った。

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2011年6月22日のニュース