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憲剛 ゴール&アシストで義援金10万円

[ 2011年4月22日 06:00 ]

J再開を前に練習でクロスを入れる中村

 ゴールで被災者を応援する。川崎FのMF中村憲剛(30)が東日本大震災の復興支援活動として、ゴール、アシストのたびに10万円を義援金として寄付することになった。11年シーズンの全公式戦(リーグ戦、ナビスコ杯、天皇杯)が対象で、日本赤十字社を通じて、被災者の援助、復興支援に充てられる。中村自身が「個人として何かやれないか」と発案し、チームの復興支援活動「Mind―1ニッポン」として実現に至った。

 昨季は下顎を骨折し4月中旬からの出場だったが、リーグ戦で4得点6アシストを記録し、義援金に換算すると100万円となる。今季はボランチではなく右MFとしてプレーし、より得点に絡む機会は増える。本人も開幕前に2桁得点を目標に掲げており、それが達成されれば100万円以上の義援金が見込めることになる。

 くしくも、23日の再開初戦の相手は仙台。「タフな90分になる。得点に絡んで勝ち点3を積み上げたい」。いきなりゴールを決めて、被災地のアシストを目指す。

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2011年4月22日のニュース