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FW4人を称賛「守備を助けてくれた」

[ 2010年10月9日 06:00 ]

<日本・アルゼンチン>会見を終えたザッケローニ監督は、笑顔で引き揚げる

 ◇ザック一問一答◇

 ――試合の印象は。
 「両チームに決定機があった。日本には2、3点目のチャンスもあった。立ち上がりはやや不安もあったが、時間がたつにつれ、自信を持って厳しいシチュエーションにも対応してくれた。特にわれわれのサイドチェンジがアルゼンチンの的を絞らせなかった」
 ――一番の収穫は。
 「試合前に自分たちのできること、知ってることを表現しろと、試合の中でリズムを上げ、縦にゴールを狙う姿勢を見せてくれと伝え、それを見せてくれた。精神的にもアルゼンチンにおびえることなく、臆することなくやってくれた」
 ――課題は。
 「アルゼンチンとの差は経験。彼らは疲れたとき、困難なとき、どうすれば楽をできるか知っている。そこは日本が劣っていた。これから解決していきたい」
 ――今後もこのチームがベースとなるのか。
  「本田圭、香川、森本、岡崎は犠牲心を持ち、慣れないポジションでも守備を助けてくれた。海外組の選手はやはり能力が高い。ただ忘れていけないのはJリーグも素晴らしい選手を輩出している。これから1カ月、視察して回り、抱えきれないほどのニュース、情報を収集したい」

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2010年10月9日のニュース