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G大阪 西野監督「接戦は予想していたが これほど苦しむとは…」

[ 2010年10月9日 16:50 ]

 【天皇杯3回戦 G大阪3―2栃木SC】史上初の3連覇を目指す王者、G大阪がJ2の栃木を相手に苦しみながらも逆転勝ち。3回戦を突破した西野監督は「接戦は予想していたが、これほど苦しむことになるとは…」と渋い表情で話した。

 豪雨でピッチが水浸しとなった影響もあってミスが重なった。前半を終えて2点のリードを許した。嫌な雰囲気でハーフタイムを迎えたが、後半から途中出場の佐々木が流れを一気に変えた。
 後半8分に左CKで李根鎬のゴールをアシストすると、後は独壇場に。同38分に平井の動きに完ぺきに合わせたスルーパスを通して同点ゴールを生み出した。そしてその3分後には中央にドリブルで切り込み、DFを十分に引きつけてパス。受けた途中出場の大塚が決勝点を決めた。
 佐々木は「たまたまです。3連覇が懸かっているし、こんなところで負けていられない」と力強かった。ナビスコ杯で敗退し、リーグ戦の優勝は厳しい状況に追い込まれている。残された天皇杯全日本選手権のタイトルに全精力を注ぐ。

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2010年10月9日のニュース