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南アフリカ 名将復帰「日本戦はターニングポイント」

[ 2009年11月13日 08:02 ]

記者会見する南アフリカのパレイラ監督

 14日にポートエリザベスで行われるサッカーの国際親善試合で、南アフリカ代表が日本代表と対戦する。名将パレイラ監督が復帰したチームは来年、ホスト国として臨むワールドカップ(W杯)に向けて、強化に力が入る。

 南アは1998年フランス、2002年日韓大会と2度のW杯に出場しているが、いずれも1次リーグ敗退。W杯開催国で過去に決勝トーナメントに進めなかった国はなく、パレイラ監督も「まずは1次リーグを突破することが目標」と話す。
 身体能力を前面に押し出すのがアフリカ勢の特長だが、南アはそれに加え、技術や組織力の向上に力を注ぐ。6月のコンフェデレーションズカップではブラジル、スペインと善戦し、4強入り。ただ、その後の親善試合で不振が続き、ジョエルサンタナ監督を解任、94年W杯で母国ブラジルを優勝に導いたパレイラ監督に再建が託された。
 「われわれは自信を取り戻したい。その意味で日本戦はターニングポイントになる」とパレイラ監督。主将のDFモコエナも日本戦に向けて「非常に闘争心は高い」と意気込んでいる。(共同)

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2009年11月13日のニュース