×

岡田監督の前で決めた!香川初ハット

[ 2009年5月18日 06:00 ]

<C大阪・水戸>後半32分、フェイントで水戸GK本間幸司(左)を置き去りにしてゴールを決めるC大阪・香川真司

 J2第15節最終日は17日、7試合を行い、C大阪は水戸に5―3で勝った。MF香川真司(20)が前半37分にPKを決めるなど3得点。自身初のハットトリックを達成し、視察していた日本代表の岡田武史監督(52)に大きくアピールした。C大阪は勝ち点を35とし首位の湘南に勝ち点で並んだ。

【J2試合結果
J2得点ランキング
J2順位表


 20歳のエースに明るさが戻った。前半37分、Jリーグでは自身初のPKによる得点を決めると、後半32分、マルチネスのスルーパスから左足で2点目。10分後には石神のクロスを右足で合わせた。「常にハットトリックは狙っていたんで。素直にうれしい」。J初のハットトリックに笑みを見せた香川。得点ランクでも単独トップに立った。

 開幕からの2カ月は徹底マークに苦しみ“らしさ”は影を潜めた。武器のドリブルも切れを失っていた。そのうっぷんをすべて吐き出した。「自分の中で整理できている」と自信を取り戻した。

 6月6日のW杯最終予選ウズベキスタン戦のビザ取得のためパスポートを日本協会に提出済み。スタンドで視察した岡田監督も「後半は持ち味が出ていた」と評価した。

続きを表示

2009年5月18日のニュース