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清水、期待の2トップ不発

[ 2009年3月8日 17:15 ]

 【清水0―0大宮】大宮とは昨季から3試合連続で0―0の引き分けに終わった。オフの補強で攻撃陣の厚みが増し、周囲からは初優勝の期待を懸けられている清水だが、好発進はできなかった。

 名古屋から元ノルウェー代表FWヨンセンを獲得し、急成長を続ける日本代表FW岡崎との2トップで得点力アップの土台は整った。シュート数は17本。だが、やみくもに打ったミドルシュートばかりが目立ち、大宮の激しい守備を最後まで崩すことはできなかった。
 2トップが前線で孤立し、攻撃に厚みがなかったことが原因だ。「FWにいいボールが入らなかった」と岡崎が言えば、ヨンセンは「わたしと岡崎以外にもう1、2人が前にいれば」と反省点を口にした。
 長谷川監督は「34試合ある中で開幕戦で必ず勝たないと優勝ができないわけではない。まずは勝ち点1を取れたのを喜びたい」と強がったが、悲願の優勝への道のりは険しそうだ。

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2009年3月8日のニュース