悲願の金メダル 内村、白井、加藤、田中、山室 表彰台で笑顔弾ける

[ 2016年8月9日 07:55 ]

体操男子団体で金メダルを獲得した日本チーム。表彰台で歓声に応える。左から加藤凌平、白井健三、田中佑典、内村航平、山室光史(AP)

リオデジャネイロ五輪体操・男子団体総合決勝

(8月8日 リオ五輪アリーナ)
 日本が2004年アテネ五輪以来、3大会ぶりに王座を奪回した。前半で首位を走ったロシアを鉄棒で逆転した日本は最終種目の床運動でも高得点をマークし、計274・094点で優勝した。エース内村航平は悲願だった団体総合の金メダルを獲得。ロシアが銀メダル、中国が銅メダルだった。

 優勝が決まった瞬間、日本チーム全員で歓喜の輪を作った。表彰台では全員で5人で手をつないで手を掲げ、会場の大歓声に笑顔が弾けた。

 悲願の金メダルを首にかけられた内村航平は金メダルを手に取りまじまじと見つめると幸せそうな笑み。「(金メダルの感触は)めちゃめちゃ重い。北京、ロンドンとメダルを獲ってきたが、僕たちの頑張りが入っているので倍以上に感じている。表彰台では君が代を声が裏返るまで歌ってやろうとみんなで言っていた。すごく努力してきたので、それが勝てた理由だと思う」。

 白井健三は最後の床運動で16・133の高得点。スペシャリストとして世界一の演技を見せつけた。「金メダルの実感はない。(最後の床の演技は)力が入りすぎず良い演技ができた。本当にチームのみんなのおかげ。人生で一番心臓に悪い日と行っても過言ではないけど、間違いなく人生で一番幸せな日になったと思う。この勢いそのままに個人総合、種目別にいきたい」。

 加藤凌平は最初の種目のあん馬で安定した演技を披露。予選からの悪い流れを止めた。「歴史を作れたのかなと思う。この舞台で演技ができて幸せ。最後は床で(白井)健三がしっかり決めて流れに乗れて、(内村)航平さんに繋ぐことができたので勝ったと思った」。

 山室光史は内村と同い年の27歳。あん馬で落下があったものの、つり輪では着地をぴったりと決めた。「ミスをしてしまって声を出すしかなかったが、みんなが良いムードで最後まで試合を盛り上げてくれた。みんなに感謝。(あん馬で落下したときは)どうしようと思った。次の種目があったので、自分にできることをどうにかやろうと思って…本当に良かった」。

 田中佑典はメダルが決まった瞬間から人目をはばからず涙ぐんだ。「予選がふがいなかったので、もう一度覚悟を決め直して決勝に臨んだ。(金メダルは)めちゃめちゃ重い。いろんな人の思いが詰まったメダルなので、いろんな人に見てもらいたい」。

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