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萩野 200自由形は7位 2個目メダルならず「実力出し切れなかった」

[ 2016年8月9日 10:24 ]

<競泳・男子200M自由形決勝>7位に終わった萩野

リオデジャネイロ五輪・競泳

(8月8日)
 男子200メートル自由形決勝が行われ、萩野公介(21=東洋大)は1分45秒90で7位。400メートル個人メドレーでの金メダルに続く、今大会2個目のメダル獲得はならなかった。世界ランク1位の孫楊(中国)が1分44秒65で優勝した。

 全体の2位で臨んだレースだったが「タイムも上げられず、順位も落とした」と悔しさいっぱい。予選、準決勝と同様、残り50メートルでの勝負に賭けたが「少し足をためて、最後の50でって思っていたのですが、それよりも前半のスピードがなかったらダメ」と反省の言葉が口をついた。

 「本当きょうは悔しかった」と無念の表情も「自分の実力を出し切るだけだったが、他の選手よりそれができなかった」と潔かった。800メートルリレー、200メートル個人メドレーと残りの2種目を見据え「気持ちをしっかり切り替えて、いいレースをしていきたい」と前を向いていた。

 大会前の世界ランクで今季自己ベストは孫楊が唯一の1分44秒台で、1分45秒台に9人が並ぶなど実力が拮抗する種目。萩野のランクは5位だが、個人メドレーでつかんだ金メダルが「五輪の雰囲気を楽しめるようになった」と、この競技への自信につなげていた。

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