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中村 クレープで親しくなった“師匠”清沢「頑張る姿に感動しました」

[ 2016年8月9日 05:30 ]

クレープ店に出かけた時の中村美里(右)と、アルペン女子・清沢恵美子

リオデジャネイロ五輪・柔道女子52キロ級 3位

(8月7日 カリオカアリーナ)
 アスリート仲間で中村が「師匠」と呼んで慕っているのが、アルペンスキー女子の清沢恵美子(32)だ。

 清沢も12年と13年に右膝のじん帯を損傷するケガを負い、東京都北区の国立スポーツ科学センターのリハビリ施設に通っていた。親しくなったのは中村から「おいしいクレープ屋さんがあるので今度一緒に行きましょう」と誘われたこと。話をするうちに清沢は「この子はなんか無知だなと思った。言い方は悪いけど、もっと伸びるんじゃないかな」と感じたという。

 治療といえば「アイシング」と答えていた中村にトレーナーを紹介し、サプリメントの適切な摂取方法なども指南。現役続行を悩んでいた時期には「まだまだやれるよ!あと2大会できる」とエールも送った。この日、自宅のテレビで観戦した清沢は「悔しそうでしたが、頑張る姿に感動しました」と3位決定戦でのこん身の勝利に中村の凄みを感じていた。

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2016年8月9日のニュース