【菊花賞1週前追い】コントレイルさらに進化!最後まで集中切らさず12秒2

[ 2020年10月15日 05:30 ]

福永騎手を背にCWコースにて併せ馬で追い切るコントレイル(撮影・亀井 直樹)
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 クラシック最終戦「第81回菊花賞」(25日、京都)の1週前追い切りが14日、東西トレセンで行われた。無敗の3冠を狙うコントレイル(牡=矢作)は主戦・福永祐一(43)を背に栗東CWコースで3馬身先着。息をぴったりと合わせて状態の良さをうかがわせた。

 すでに歴史に名を刻む無敗の2冠馬だ。コントレイルに変身はいらない。あとは小さな不満点をつぶしていくのみだ。福永が言う。「1歩目からいい雰囲気で(馬場に)下ろせた」。まずは細かいチェック点をクリアしてCWコースへと出て行った。

 先導役のタイセイモンストル(菊花賞に登録)を見ながら向正面へ。6F標識を過ぎても焦らない。急がせない。リズム良く折り合う。半マイルから徐々にピッチを上げた。4角手前で4馬身差。さあ直線。内から軽快に脚を伸ばす。大きな完歩。力強く蹴り出す後肢。あっさり3馬身先着。6F84秒6~1F12秒2をマークした。

 「前走後も順調で予定通り。時計も動きも内容も良かった」。まずは明るい表情の福永。そして、こう続けた。「抜け出してからも、フワフワする面を見せなかった。落ち着いた雰囲気でメリハリも利いていた」。確かに前に出てからも集中していた。ダービーを3馬身差圧勝した馬が、さらに修正を積み上げている。ライバルとの差は恐らく神戸新聞杯の時以上に開いているのだろう。

 その神戸新聞杯。単勝1・1倍の圧倒的支持を集めたが決して楽なレースではなかった。周囲は馬に埋め尽くされ4角でも苦しいポジション。直線、わずかに空いたスペースに体をねじ込んで先頭に立って、ねじ伏せた。「簡単ではなかったがスムーズでない中で勝つことができた。前哨戦としてはいい内容だった」。福永自身に余裕があったからスペースが空くまで待てた。収穫は大きかった。

 近づく菊花賞。デビュー7戦目にして初の京都だ。「距離はやってみないと分からないが折り合いは上手になっている。坂を2回下る難しいレースだがバランスのいい馬。大きな不安はない」。父ディープインパクト以来、15年ぶりの無敗3冠へ。現状での死角は見当たらない。

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