【宝塚記念】検査クリアのタツゴウゲキ 実戦GOサイン

[ 2019年6月20日 05:30 ]

坂路で単走で追い切るタツゴウゲキ
Photo By 提供写真

 JRAを揺るがした禁止薬物事件に巻き込まれていたタツゴウゲキ。18日にテオブロミンの検査結果が陰性と判明し(検査対象馬の全365頭が陰性)、野田助手は「獣医さんから報告がありました」と胸をなで下ろした。昨年の宝塚記念(15着)以来、丸1年ぶりの実戦に無事GOサインが出た形だ。

 最終追いは坂路単走で4F52秒2~1F12秒6をマーク。中間は坂路とプールを併用、きっちりと乗り込んでおり素軽い走りが目を引いた。梛木助手も「いっぱいにやりました。良かったですね。久々がどうかですけど仕上がっています」と納得の仕上がりだ。この日も汗ばむ気温だったが、17年サマー2000シリーズ覇者。暑さへの対応には自信がある。加えて、父のマーベラスサンデーは97年の宝塚記念を優勝。憂いのなくなった伏兵が得意時季に一発を狙っている。

続きを表示

2019年6月20日のニュース