【宝塚記念】リス、新相棒レーン絶賛「ベリーグッド」

[ 2019年6月20日 05:30 ]

<宝塚記念 追い切り>プリンシパル(左)と併せて追い切るリスグラシュー(撮影・平嶋 理子)   
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 紅一点リスグラシューは新コンビのレーンがまたがっての最終追い。坂路下の丸馬場で騎乗し、坂路へと向かった。スタートから僚馬プリンシパル(3歳未勝利)の背後で折り合いに専念。残り200メートルで内から馬体を併せると、持ったままの手応えで1馬身先着した(1Fは12秒1)。

 感触を確かめたレーンは「ベリーグッド。フィーリングも良かった。仕上がりは完璧」と絶賛。香港G1・クイーンエリザベス2世C(3着)以来となるが、申し分ない出来だ。普段から調教パートナーを務める岡助手も「香港にいた時よりいいと思う。馬体の張りや毛ヅヤも良くなっている」と目を細めた。

 4月27日から2カ月間のJRA短期免許を取得した鞍上は、重賞5勝を含む30勝の大活躍。今週がラストウイークだ。「能力のある馬にたくさん乗せてもらって、素晴らしい経験ができた」と満足げに振り返った。日本競馬に大きなインパクトをもたらした男。上半期の総決算をしっかり締めくくるか。

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2019年6月20日のニュース