【宮島・マスターズC】今垣初V!2年ぶりG1制覇で令和に弾み

[ 2019年4月22日 05:30 ]

第20回マスターズチャンピオンで優勝した今垣光太郎(右)は田中圭から祝福を受ける
Photo By 共同

 プレミアムG1「第20回マスターズチャンピオン」は21日、ボートレース宮島12Rで優勝戦が行われた。1号艇の今垣光太郎(49=福井)がインから押し切って大会初V。通算29回目のG1制覇を達成した。賞金1100万円を獲得し、今年の賞金ランキングは9位に浮上。自身の平成ラストレースを最高の形で締めくくり、令和と共に5月1日から始まる次節・三国ゴールデンウイーク開催に向けて弾みをつけた。

 一定しない風向き、3メートル以上の潮位差。宮島は選手のスタート勘を狂わせる難所として知られる。今垣も「勘はつかめていなかった」と振り返った。だが、最後は自分を信じた。全速でスリット通過。コンマ09。最高のスタートが決まった。太田や吉川のS攻勢を完璧に封じて1M決着。気持ちの強さで押し切った。

 ツキも味方した。「なぜか宮島に来るとエンジンの抽選運がいい(笑い)。本当に相性がいい」。そう、今垣は宮島で常に好エンジンを引き当てる。今回も複勝率40%超の32号機をゲット。確かな機力を武器に安定感抜群のオール3連対を守って平成ラストのG1戦を制した。「重さはあったがエンジンはしっかりしていた。優勝戦ではギリギリ回ってくれた」

 これで宮島ではSG1V(02年グラチャン)、G1・3V(12、15年周年記念、19年マスターズチャンピオン)。「全国24場で最も実績のある所になった。SGを勝った時もそうだったが、また宮島がきっかけをつくってくれた」。99年にSG2Vを決めた後、長いスランプに。浮上のきっかけとなったのが宮島でのSG優勝だった。そして今回、17年2月の三国近畿地区選以来、2年2カ月ぶりのG1優勝。かなり意味のある優勝となった。「最近はいいエンジンを引いても勝てなかった。あと1、2年で引退しようと思っていた。でも、この優勝で気持ち的に変われた」

 失いかけた闘志に、また火をつけた宮島の地。今垣は語った。「まずは目標としていたオールスター(5月21~26日、福岡)へ。あまり先のことを意識せず目の前のレースに集中していく」。最高のパワースポットに背中を押され、令和での戦いへ。昭和にデビューし、平成を駆け抜けた今垣のボートレーサー人生「第3章」が幕を開けた。

 ◆今垣 光太郎(いまがき・こうたろう)1969年(昭44)9月18日生まれ、石川県出身の49歳。福井支部所属。63期。全てはファンのためにと気迫の走りを見せる“北陸の雄”。SG9V、G1・29V。16年、全24場制覇と通算2000勝を達成。通算6458戦2163勝103V(21日現在)。同期は滝沢芳行ら。

 ≪目標クリア≫マスターズチャンピオンの節間売り上げは61億8191万7300円。目標の57億円を上回った。

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