【マイラーズC】プレミアムV!“王者の末脚”貫禄の上がり3F32秒2

[ 2019年4月22日 05:30 ]

<マイラーズC>直線で後続を振り切り1番人気に応え勝利するダノンプレミアム(左)(撮影・亀井 直樹)
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 これが王者の走りだ。ダノンプレミアムは前半3F36秒0の超スローペースを2番手でしっかり折り合い、4角手前で先頭に並び掛ける。直線は楽な手応えのまま残り200メートルで先頭に躍り出ると、ラストは流す余裕を見せて上がり3Fは32秒2!これでは後続はお手上げだ。これがディープインパクト産駒のJRA重賞200勝目。節目にふさわしい父譲りの切れ味でライバルを一蹴した。デビュー戦から手綱を取る川田は愛馬を称える。

 「上がりの速い競馬になったので、後ろの馬とはそれほど差は開きませんでしたが、いい内容で走ってくれました。素晴らしい馬なのは間違いないし、復帰して2戦は結果も出してくれている。本当によく走ってくれています」

 これで1600メートルは3戦3勝。2歳時のサウジアラビアRCは1分33秒0でレコードV、朝日杯FSは3馬身半差の完勝。すさまじいパフォーマンスを見せている。中内田師は「一番実績のある条件だったので、ここを選択しました。前半スローで上がり勝負になったけど、やっぱりさすがだなぁと思いましたね」と笑みを浮かべた。

 17年の最優秀2歳牡馬。昨年の牡馬クラシック最有力馬と目されていたが、皐月賞を挫石で断念。ぶっつけ本番となった日本ダービーは直線で伸びを欠き6着と初黒星を喫した。クラシックと無縁に終わった無念は古馬になって晴らさねばなるまい。「2歳の時は幼い印象があったけど、4歳になり古馬らしい雰囲気になってきた。徐々に完成されてきました」とトレーナー。体質が強化され、いよいよ本格化だ。

 次走は安田記念が有力。今年は超豪華メンバー集結となる可能性がある。凱旋門賞挑戦を見送った最強牝馬アーモンドアイの次走の候補に挙がっており、17、18年香港マイルを連覇した最強マイラーのビューティージェネレーションも参戦意思を示している。ダノンプレミアムを含めた3頭の対戦が実現すれば。1週前に行われるダービーにも引けを取らない“夢の一戦”になるかもしれない。

 ◆ダノンプレミアム 父ディープインパクト 母インディアナギャル(母の父インティカブ)牡4歳 栗東・中内田厩舎所属 馬主・ダノックス 生産者・北海道新ひだか町ケイアイファーム 戦績7戦6勝 総獲得賞金2億8913万7000円。

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