【高松宮記念】菜七子スノー 不運17着…引退レース飾れず

[ 2019年3月25日 05:30 ]

<高松宮記念>スノードラゴンで17着に敗れた藤田菜七子(左)と高木師(撮影・村上 大輔)
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 自身2度目のG1はブービー17着。菜七子は無念の表情を浮かべた。

 「リズムを崩されて、ちょっと危ない場面になってしまった。馬にとってもかわいそうな競馬になってしまいました」

 スタートして馬なりのまま内ラチ沿いで流れに乗っていた菜七子とスノードラゴンに、アクシデントが襲ったのは3角付近。外の馬に寄られ、大きく後退する不利を受けた。戦意をそがれたことで、直線は外から脚を伸ばそうとするも、勝負に加わることはできず17着に終わった。前日の中京5Rで高松宮記念と同舞台となる芝1200メートル戦に騎乗し、「芝はインの状態が良いので1枠1番を生かしたい」とイメージしていた菜七子。事実、3着まで馬番(3)(4)(7)の馬が独占する“内が残る”競馬だっただけに、悔やまれた。

 レース後、同情の声を寄せたのが同馬を管理する高木師。「途中までリズムがいいと思っていたけど、しょうがないですね」。札幌競馬場から見守った馬主の岡田牧雄氏も「想定より良い位置だったし、ぶつけられなかったら7、8着はあったんじゃないかな?でも、これが競馬ですからね」と評した。11歳の同馬はこのレースを最後に引退し、今後は岡田氏が代表を務めるレックススタッドで種牡馬入りの予定。同氏は「人気のある馬だし、(父の)アドマイヤコジーンの血を残してもらいたい」と話した。

 ただ、菜七子はすぐに前を向いた。「私を乗せていただいた関係者の皆さまに感謝しています。この経験を生かして、また来週から頑張りたい」。依然、大きな注目を集める菜七子のG1参戦。歴史的瞬間は3度目の挑戦に持ち越された。

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