【万哲の乱 特別編】26日京都11R ジャスパープリンスの前走好時計を評価

[ 2019年1月26日 08:00 ]

 京都11R・橿原Sは07年以降、準オープンのダート1200メートル戦に定着。過去の傾向を見ると、先行馬が押し切るか?後方にいた追い込み馬が届くか?両極端な傾向が出ている。

 京都ダート1200メートルは最後の直線も上り坂はなく、ほぼ平坦なレイアウト。先行馬がマイペースで行けてしまえば、残ってしまうケースも多い。ちなみに昨年(やや重)は前半3F34秒8で逃げたマテラスカイが押し切り、2着に5馬身差の圧勝をしている。

 では、今年の展開をどう読むか?前走・中山の1000万下を前半3F33秒8で飛ばして逃げ切った◎ジャスパープリンスが速い。勝ち時計1分10秒6は、前開催の中山の1000万条件(ダート1200メートル)の3鞍では最速。1階級上の準オープン特別・初春S(1分10秒9=勝ち馬モアニケアラ)よりも速いのだから、昇級初戦でも即通用する下地はある。前走時の478キロはデビュー以来の最高馬体重で馬自身も充実。行き切れば、押し切れる。

 《もうひと押し》東京10R・クロッカスSは◎ドゴール。前走・朝日杯FS(12着)はタフな芝質の阪神も響いた。切れの生きる東京なら、2走前のサウジアラビアRC(2着)を見直す。1F短縮も好材料。

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2019年1月26日のニュース