【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】２６日中京１１Ｒ　強力４歳馬の一騎打ちを戸崎騎乗ランドネが制す

　先週行われたＡＪＣ杯は△→◎→△で決着。本命視した菊花賞馬のフィエールマンは、最速の上がりで頭差と地力を示した２着だった。休み明けで大目標は先とあって想像の範囲内の惜敗だったが、正直、１年以上の長期ブランク明けだった△シャケトラに負けるとは想定外。急きょの乗り代わりで持ち味を存分に引き出した鞍上・石橋脩の手綱さばきがキラリと光った。馬の方も、さすがのパフォーマンス。今後も順調なら活躍が期待できそうだ。

　本日の当欄では、紙面で予想の根拠を掲載していない中京１１Ｒ・愛知杯をピックアップ。強力４歳勢の中から、戸崎騎乗のランドネを◎指名だ。形の上では昇級戦になるが、２走前にはＧ１の秋華賞で０秒６差の６着に善戦。他にもスイートピーＳ優勝、紫苑Ｓ３着など３歳時にはハイレベルな戦績を残している。中京は初めてだが、同じ左回りの東京芝で良績を残しており、ここは強力な先行型が不在でマイペースの逃げに持ち込める公算が大。不祥事での調教停止処分から復帰してすぐ、シャケトラで結果を出した角居師が２週連続重賞Ｖを飾るとみた。