【有馬記念】ゴール前の級坂でスタミナ勝負必至

[ 2018年12月21日 05:30 ]

 スタート地点は外回りコースの3コーナー手前。4コーナーを目掛けて約192メートル走る。ここがスパイラルカーブの緩い下り坂になっていて、必然的に内枠の馬が好位置を取りやすい。正面スタンド前で最初の急坂を迎え、1〜2コーナーの中間まで坂を上る。その後は内回りコースに入って向正面の直線は平たん。最後の直線距離は310メートルと中央4場の中では最短だが、ゴール前には高低差2・2メートルの急坂が待っている。コーナーが多く道中で息を入れやすいコース形態だが、実際には激しい消耗戦になりやすい。ハイレベルなレースになるほどラストスパートの地点が前となり、古馬G1最高峰の有馬記念ではスタミナが問われる。

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2018年12月21日のニュース