【有馬記念】“フレディ宮本師”クリンチャーの出来に自信

[ 2018年12月21日 05:30 ]

引き当てた枠順を見せるクリンチャーの福永(右)とガッツポーズの宮本師(撮影・村上 大輔)
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 【G1ドキュメント=20日】好評連載中の「ヨメ@宮本 有馬夢日記」。友紀子夫人のユーモアあふれるタッチから宮本師の朗らかな人柄が伝わってくる。師も「次の日の新聞で確認するからドキドキよ。あいつ文才あるなあって感心してる」と楽しみにしているようだ。そこからは映画「ボヘミアン・ラプソディ」の話でヒートアップ。水曜付の「夢日記」通り、師にはフレディ・マーキュリーの情熱が乗り移っている。実は来週その映画を見に行く予定の高木。徐々に顔が引きつり始めたのか「ごめんな!オチまで言うところやった」。ギリギリセーフ――。

 本題クリンチャーの話になると師のテンションはさらに上昇。「ほんまに良くなっている。こっちがビックリしたわ」。CWコース(良馬場)の2週前追いはラスト1F13秒0。切れのない動きに海外遠征の後遺症を感じさせたが、激変したのが1週前追い。ラスト1Fは12秒2と鋭く伸びた。師は「2週前追いはしまいがバタバタで、これはどうかなって感じだったが、ガラリと変わった。今まででも最高の出来」と胸を張る。

 2月京都記念ではレイデオロ、ミッキーロケットを撃破済み。当時は重馬場で、今週末の雨予報も歓迎できる。「中山2500メートルはいいし、条件はこれ以上ないと思っている。フランスで負けて人気は落ちるし穴で当てるならこれやで」。過去にも日本のエース級たちが苦しんできた海外帰り初戦だが、師の言葉通りなら4戦連続3着以内中の国内重賞で軽視はできない。師とクリンチャー党が、暮れの中山でフレディばりのシャウトをこだまさせるシーンを高木は想像した。

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2018年12月21日のニュース