体が2つ欲しい!? リッジマンの久保智史助手は後ろ髪を引かれて中山へ

[ 2018年12月21日 22:32 ]

 厩務員や持ち乗りの調教助手は一般的に2頭の担当馬を世話している。当然ながらレースにも付き添うが、2頭が同じ週に違う競馬場で走る場合、そうもいかないケースがある。

 有馬記念に出走するリッジマンを手掛ける庄野厩舎の久保智史助手は、土曜午前5時に中山に向けて出発予定。もう1頭の担当馬で、土曜阪神5Rでデビューするレッドガニアンは、元ジョッキーで攻め専の花田大昂助手が“代打”でパドックを引っ張ることとなる。久保智助手は「仕方ないことだけど、行けないのは残念。レースは中山競馬場に着くか着かないかぐらいの時間だし、(携帯の)グリーンチャンネルウェブで見ることになるでしょうね」と少し悔しそうだ。

 G1馬が続出している父ディープインパクト×母父ストームキャットの配合。追うごとに動きは良くなっており、「推進力があるのが長所。走りたいという気持ちが出ているし、(手術した)ノドも気になりませんよ」と好勝負を期待した。きっちり勝って、翌日のグランプリに挑むリッジマンに弾みを付けたい。

続きを表示

2018年12月21日のニュース