【JBCクラシック】ケイティブレイブがG1通算3勝目!JRA勢が18連勝

[ 2018年11月4日 15:45 ]

<京都11R・JBCクラシック>史上初、JRAの競馬場で行われた砂の王者決定戦を制したケイティブレイブ(左)(撮影・長嶋 久樹)
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 ダートの祭典・JBC3競走が4日、史上初めて京都で開催され、11R「第18回JBCクラシック」(統一G1、ダート1900メートル)は福永祐一騎手騎乗の3番人気ケイティブレイブ(牡5=杉山厩舎)が優勝。G1通算3勝目をあげた。

 後方集団から競馬を進めたケイティブレイブ。3コーナーから徐々に進出し、直線では余裕をもって先行集団を差し切った。3/4馬身差の2着には追い込んだ2番人気オメガパフューム、さらに1馬身差の3着には逃げた1番人気サンライズソアが入った。

 勝ったケイティブレイブは父アドマイヤマックス、母ケイティローレルという血統。17年6月の帝王賞を制し、G1初制覇。その後もG1戦線で活躍し、今年は川崎記念を勝利。前走の前哨戦・日本テレビ盃も勝利していた。通算戦績は31戦11勝。G1は3勝目。

 史上初のJRA主催となった今回のJBC競走。クラシックには3頭の地方所属馬が参戦したが、勝利はならず。第1回からJRA所属馬の18連勝となった。

 ▼統一ダートG1 中央、地方の所属に関係なく出走できるダート競走において最高位に格付けされた競走。日本グレード格付け管理委員会が格付けを行っており、国際的に承認されたグレードを持つ3競走(フェブラリーS、チャンピオンズC、東京大賞典)はG1に、それ以外の競走はJpn1で格付けする。

 ▼JBC ジャパン・ブリーディングファームズカップ。生産者(ブリーディングファーム)が主導し、各地方競馬場が持ち回りで開催するダートの統一G1競走。今年に限りJRAの競馬場(京都)で行われる。米国のブリーダーズCを参考に01年、JBCクラシック、同スプリントを創設。11年に牝馬戦のJBCレディスクラシックが新設された。

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2018年11月4日のニュース