オジュウ、武豊と平地参戦へ　７・７福島９Ｒを目標

　２年連続で最優秀障害馬に輝いているオジュウチョウサン（牡７＝和田正）が、次戦で異例とも言える平地レースに参戦すると和田正師が明かした。目標は７月７日の福島９Ｒ・開成山特別（芝２６００メートル）で、鞍上は武豊を予定している。これが１３年１１月２歳未勝利戦（８着）以来、３戦目の平地レース出走となる。

　オジュウチョウサンは現在、障害重賞を９連勝中。和田正師は「オーナーの意向で平地Ｇ１での可能性も考えてみようと。現状、平地は未勝利なので重賞には登録すらできない。ここを勝っておけば、賞金が足りなくてもフルゲートを割った重賞には出走ができる」と説明。あくまで平地重賞への可能性を模索するもので、その後の条件戦を使う予定はないとのこと。