【日本ダービー】青葉賞馬は勝てない?怪物不在でサミットなら

[ 2018年5月24日 09:30 ]

日本ダービー七不思議(4)

 ダービートライアルの青葉賞からはまだダービー馬が出ていない。昨年は青葉賞完勝のアドミラブルがダービーで1番人気に推されたが、3着に終わった。重賞となった94年以降、青葉賞からダービーに出走した馬は【0・6・5・58】。青葉賞4勝の藤沢和師は「この時期に完成度が高い馬は皐月賞に出ている。皐月賞上位馬を相手にするのはかなり骨だよ」と話す。中でも関西馬は穴人気になりながら凡走するケースが目立ち【0・3・2・31】。00年カーネギーダイアン、15年レーヴミストラルと青葉賞勝ち馬でダービーに挑んだ松田博元調教師は「3歳のこの時期に短期間で2回輸送して2400メートルを走るのは厳しい」と臨戦過程の過酷さを強調していた。

 とはいえ2着は6回。全く通用していないわけではない。オープン時代を含め青葉賞を5勝している蛯名は「同じ青葉賞勝ち馬といっても、相手もあることだから。年によって相手やレベルが違う。ハイアーゲーム(04年ダービー3着)の年も相手がキングカメハメハじゃなければ…2着もハーツクライだったしね」と振り返る。

 「相手が悪かった」の代表例は11年のウインバリアシオン。「爪の不安はあったけど、馬体は大きくしっかりしていたので2度の遠征も問題なかった。勝ったかと思ったけど相手が悪かったね」と松永昌師。勝ち馬はその年の3冠馬オルフェーヴル。3着には実に7馬身差をつけていた。

 バリアシオンはきさらぎ賞4着→弥生賞7着から青葉賞を6番人気で制した。一方、今年の勝ち馬ゴーフォザサミットは共同通信杯4着→スプリングS7着から青葉賞を同じく6番人気でVとステップは非常に似ている。共に成長力が武器のハーツクライ産駒。加えてサミットは輸送の負担が少ない関東馬だ。今年のメンバーにオルフェーヴルほどの怪物がいないとすれば…。青葉賞勝ち馬のダービー制覇がそろそろあっても不思議ない。

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