【日本ダービー】プレミアム、鍵は「平常心を保てるか」

[ 2018年5月24日 05:30 ]

川田を背にCWコースで軽快な動きを見せたダノンプレミアム(撮影・平嶋理子)
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 【取捨選択】ダノンプレミアムの能力にケチをつける気はない。無敗4戦で2着につけた着差は計10馬身3/4。いずれも好位2、3番手から抜け出して、後続を突き放す危なげない競馬。脚質的に“末脚不発”の心配もない。弥生賞以来の実戦も、調教の動きを見る限り、仕上がりに問題はない。

 唯一の不安は前向きすぎる気性。弥生賞もパドックからテンションが高く、レースも序盤はハミをかんで行きたがった。弥生賞当日の観衆は3万1000人。対して昨年のダービー当日は12万3000人。大観衆が見つめるスタンド前発走で平常心を保てるか。前走のイレ込み具合では、自信の◎は打てない。もし、当日落ち着いていれば、圧勝しても驚かない。

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2018年5月24日のニュース