【香港カップ】モーリス突き抜け6度目G1V!ラストランを圧勝で飾る

[ 2016年12月11日 17:40 ]

引退レースの香港カップで圧勝したモーリス(AP)
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 香港国際G1香港カップ(8R・芝2000メートル・12頭立て)は11日、シャティン競馬場で行われ、日本馬のモーリス(牡5=堀)が直線で突き抜けてV。引退レースを見事な圧勝劇で飾った。勝ちタイムは2分0秒9。

 絶好枠のエイシンヒカリが先行し、モーリスは後方からのスタート。エイシンヒカリは快調に飛ばし、6馬身ほどリードして最後の直線へ入った。

 直線に入ると徐々にモーリスが浮上。直線半ばでエイシンヒカリをかわして先頭に躍り出ると、そのまま突き抜けて2着馬に3馬身差を付けて圧勝した。

 2着には香港馬のシークレットウェポン、3着に日本馬のステファノス(牡5=藤原英)が入った。

 モーリスは昨年香港マイルで海外G1初V。これが通算6度目のG1制覇で、通算戦績は18戦11勝となった。

 ▼ムーア騎手の話 スタートが遅くて後方になったが、ペースも速かったので位置は気にしてなかった。直線は凄い脚。一瞬の速さで差し切った。自分のキャリアの中でも最高のレースだった。

 ▼3着ステファノス(藤原英師)ジョッキーもうまく乗ったし、馬も頑張ってくれた。ただモーリスが強かっただけ。100点のレース。

 ▼4着ラブリーデイ(ボウマン)パーフェクトなレースができたが、モーリスが強すぎた。

 ▼9着クイーンズリング(吉村師)牝馬でよく頑張ってくれた。この後は一息入れて、来春に備えたい。

 ▼10着エイシンヒカリ(坂口師)本来の逃げで見せ場はつくれた。

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