【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】１１日中山３Ｒ　オーシャンティが叩き３戦目で未勝利を脱出

　土曜の当コラムで推奨した阪神１１Ｒ・チャレンジＣの◎ベルーフは２着。優勝したマイネルハニーが無印では話にならないが、直線で馬群を縫って際どく差し込んだレースぶりは見どころ十分だった。フランスの若き天才騎手・シュミノーの騎乗ぶりには納得。これから経験を積み、世界トップクラスの名手に成長する可能性を感じた。日本の若手騎手は恵まれた環境とは言い難いが、そんな中からでも、新たなスター候補が誕生することを願いたい。

　きょう日曜は香港Ｇ１・４レースの馬券が買えるが、ここ数週間の不調？で口座の残金が情けない状況…。中山３Ｒの◎オーシャンティで早めに資金を増やしておきたい。デビュー２戦とも東京芝マイルを使われて連続３着。初戦は１１番人気の低評価だったが、後方から直線で目を引く末脚を披露。鞍上の田中勝が「素質を感じた」と表現したように、決してフロックではなかった。２戦目の前走は好位から伸びきれなかった形だが、２歳未勝利戦としては粒ぞろいの顔ぶれ。初戦よりレースぶりは格段に良くなっており、牝馬では最先着を果たしている。前走の内容を見る限り、１Ｆの距離延長と中山へのコース替わりはむしろプラス。牝馬限定戦なら、自信を持ってアタマで狙える馬だ。