【阪神JF】ミスターX 外枠が吉と出そうなリスグラシューに◎

[ 2016年12月11日 05:30 ]

 阪神11R・阪神JFはリスグラシューを指名する。2走前の未勝利戦が圧巻。直線半ばまで馬なり調教のような手応えなのに、後続との差をみるみると広げる。最後に少し気合を付けられただけで、2着に4馬身差でゴール。レコードVを飾った。

 今回は大外18番枠を引いたが、前走を見る限りマイナスにはならない。そのアルテミスS(18頭立て)も外寄り16番枠からのスタート。スッと中団の外に付けると鋭い伸び脚で指し切りV。最後は詰められたように見えたが、2着フローレスマジックもかなりの素質馬で3着以下は4馬身突き放していた。阪神JFは過去10年で1~4枠の【4・4・3・69】より、5~8枠の【6・6・7・81】の方が結果を残している。繊細な2歳牝馬が集う一戦。内でバチバチやり合うより、外を気持ちよく走るのが吉と出そう。

 ライバル・ソウルスターリングは関東馬。テンションが高くなりやすい面を持ち、関西初輸送(デビュー戦の札幌は滞在競馬)は壁となりそう。リスグラシューの矢作師は「輸送距離の短い阪神なら体が減ることはまずないし、不安らしい不安はない」とホーム開戦を歓迎。3連勝で2歳女王の座へ。馬単(18)から(1)(2)(10)(11)(16)へ。

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2016年12月11日のニュース