【岡本の香港予想】モーリス渾身の仕上げに感動　昨年以上間違いない

　Ｇ１が５つも買える夢のような週末。ＷＩＮ５の対象がこの５レースだったら爆発的に売り上げが伸びたのでは。ＪＲＡさん、来年はぜひ。ということで今年はそのシミュレーションに挑戦。先週のＷＩＮ５で５２５万円を当てた万哲先輩に続くべく、５レースの単勝完全的中を目指します！

　香港ヴァーズ　同舞台での前哨戦がない唯一のレース。香港はダービーが２０００メートルで、日本ほど２４００メートルは重視されていない。実際に香港馬は過去１０年で１勝のみ。手堅く◎ハイランドリールで突破する。世界を転戦しながらまさに充実一途。３歳で勝った昨年より数段強くなっており、鞍上・ムーアなら取りこぼしはない。

　香港スプリント　日本馬のＶはロードカナロアだけという事実は重い。前哨戦のＪＣスプリントを勝ったノットリスニントゥーミーは先行２頭から離れた３番手を楽に追走したもので、やや展開に恵まれた感も。◎ラッキーバブルズは差し届かず２着だったが、外国馬が加わり１０頭立てから１４頭立てに増える今回は前走以上に展開が向く。

　阪神ＪＦ　◎ディーパワンサの詳細は日曜付で。

　香港マイル　２年連続香港スプリント挑戦の尾関師（本命じゃなくてすみません！）に香港の芝の特徴を聞くと「芝が根付いてねちっこい。洋芝に近い感じ」とのこと。これをヒントに◎はネオリアリズム。僚馬モーリスを下した札幌記念を含め札幌で３勝の洋芝巧者。札幌記念が展開に恵まれたものでないことは前走・マイルＣＳ（３着）で証明済みだ。

　香港カップ　◎モーリスで堅い。国内最終追い切りを目の前で見たが、ラストランを飾るにふさわしい渾身（こんしん）の仕上げと動きに感動すら覚えた。昨年よりレース間隔に余裕があることで昨年以上の臨戦過程だ。