【高松宮記念】アルビアーノ 3頭併せで力強く最先着

[ 2016年3月24日 05:30 ]

 1番人気で5着に敗れたオーシャンSの巻き返しを狙うアルビアーノが、Wコースで意欲的な3頭併せを敢行した。3馬身間隔で道中は2番手を進み、直線では2頭の間へ。両サイドからプレッシャーをかけられながらも追われて力強い伸びを見せ、外のシルヴァーコード(4歳1000万)に半馬身、内のモルジアナ(4歳1600万)に2馬身差をつけて最先着した。

 「前半は冷静にフットワークの質を確認し、感触が良ければ最後に動かすという指示。いい動きでホッとしている」と木村師。オーシャンSの直線でまともに挟まれる不利があり、中間は一度放牧に出してダメージをチェック。慎重を期しての調整だっただけに「大事に至らず良かった」と、安どの表情だ。レースに向けては「あくまでも挑戦者」と控えめだったが、前走は出遅れに不利もあっての0秒5差。スムーズならV争いに加わってくる。

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2016年3月24日のニュース