【SS王座決定戦TR戦】浜野 逆転ベスト8入り狙い勝負駆け

[ 2014年12月29日 05:30 ]

 川口オートのSG「第29回スーパースター王座決定戦」(優勝賞金3000万円)は29日、大みそかの王座戦ベスト8入りを懸けて、3日目11、12Rでトライアル最終戦が争われる。ここまで3、5着の浜野淳(39=山陽)が、2日目までの得点9位から逆転進出に燃える。想定ボーダー(3走16点)クリアへは3着以上の勝負駆けとなるが、唯一の参戦となった山陽勢の代表としても脱落するわけにはいかない。SG3Vを誇る実力者が、3日目11Rで底力を見せつける。

 初日11R後に浜野は「(初日は)8枠だったから気楽にスタートが切れた。内枠ではどうか」と振り返っていたが、その不安が的中してしまった。2日目12R。試走タイムはメンバー中ベストの3秒28。絶好の2枠から自慢のスタート力を発揮するかと思われたが「(スタートで)遅れるとさばくのは厳しい」と7番手付近からの追走を強いられ、5着まで押し上げるのがやっとだった。

 「試走の時間帯がドンピシャのエンジン状態になってしまった」と肝心のレースで調整がズレてしまったのも痛かった。それでも、初日の手応えならエンジンもタイヤも申し分のないレベルで、パワーさえ復活すればポイント奪取も十分に可能だ。道中の仁義なき競り合いは「立場が逆なら自分も同じことをやると思うから」と覚悟している。いずれにしても、ボーダー下位の浜野が王座戦進出へのつばぜり合いを面白くする存在なのは間違いない。

 2日目を終了して、パワーと勢いの上下差はさらに広がった印象だ。永井、金子、木村、浦田は得点上位に君臨するだけの気配を披露できている。ただし、この4人は王座戦好枠ゲットへの勝負駆けにアタックする立場なので決して気は抜けない。

 一方、王座戦進出のボーダー近辺では青山、中村、高橋の3人が初日と変わらずパワー面に不安を残す状況。荒尾と浜野は持ち味であるスタートでどのポジションを取れるかが勝負の分かれ目となりそうだ。

 ▽トライアル(TR)戦 王座戦進出ボーダーをやや高めの5・33(3走16点)に想定すれば、2日目終了時点で上位の永井、金子、木村、浦田が完走で当確。残り4議席も青山、荒尾、中村、高橋、浜野の5人で争う構図が濃厚で、篠原と角南は仮に1着ゲットでも上位陣の大崩れが必要という厳しい状況だ。なお、決定戦の枠番はTR戦3走の平均競走得点上位(同点の場合は選考順位上位者を優先)からの選択制。

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