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【1972年6月】ひとりじゃないの/天地真理 売り切れ続出 レコード店員も悲鳴!

「ひとりじゃないの」が大ヒットし笑顔でポーズをとる天地真理(撮影・72年6月15日)
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 ★72年6月ランキング★
1 ひとりじゃないの/天地真理
2 瀬戸の花嫁/小柳ルミ子
3 ふりむかないで/ハニー・ナイツ
4 純潔/南沙織
5 太陽がくれた季節/青い三角定規
6 北国行きで/朱里エイコ
7 夜明けの停車場/石橋正次
8 恋の追跡/欧陽菲菲
9 子連れ狼/橋幸夫
10 待っている女/五木ひろし
注目さよならをするために/ビリー・バンバン
※ランキングは当時のレコード売り上げ、有線放送、ラジオ、テレビのベストテン番組などの順位を参考に、話題性を加味してスポニチアネックスが独自に決定。

【ひとりじゃないの/天地真理】

 その名前が付いた自転車まで生産され、「メロンが好き」とステージで口走った途端、全国からトラックの荷台に積みきれないほどのメロンが送られてくるなど、アイドルブームの初期を飾った天地真理。

 デビュー3枚目のシングルは2作目の「ちいさな恋」に続き、6月12日付のオリコンチャートで1位に輝くと、6週連続キープ。発売初日の5月21日には、レコード店がオープンしたと同時に売り切れが続出。レコード店の店員が売切れであることを説明するのに悲鳴を上げたという逸話もあるほどで、売り上げ60万枚は自身最大のヒット曲となった。

 「ちいさな恋」「ひとりじゃないの」「虹をわたって」「若葉のささやき」「恋する夏の日」と72年から73年にかけて連続5曲オリコンチャートで1位。81年の松田聖子に破られるまで、女性ソロ歌手として10年近く記録保持者だった。小柳ルミ子、南沙織と並んで「新3人娘」と呼ばれたが、その人気はダントツ。ラジオの電話リクエスト番組でも、天地の曲が2人より下に来ることはほとんどなく、ブロマイドの売り上げもケタ違いでトップを独走した。

国立音大付属高校声楽科出身の天地の声はどうしてもクラシカルな唱法になり、サビの部分ではどうしても雰囲気が重くなりがちだが、それを軽快な弾むようなリズムの曲でカバーしたのは、作曲した森田公一の力量のなせるわざ。女性コーラスを随所に入れたことも、聴き手には心地よく感じられたのがヒットの要因だった。

 人気が出ればあることないことを都市伝説的に週刊誌などに書かれるのがアイドルの運命。よくある「整形手術を受けた」にはじまり、「熱海でクラブ歌手をやっていた」「川崎で風俗嬢をしていた」などなど。

 「真理ちゃんとデイト」「とび出せ!真理ちゃん」など名前が付いた番組もレギュラー放送されていたが、出演者はアイドルの引き立て役になることを嫌い、ゲストを探すのが大変だったという。「ひとりじゃないって すてきなことね」という歌詞とは裏腹に日々孤独を感じていた天地。共演者や小柳、南とも言葉を交わすことはほとんどなく、74年ごろからの人気の下降とともに心の病にかかる伏線となった。

 オーディションでは落選したものの、大女優・森光子の強い推薦で“隣のまりちゃん”として、予定になかった役が設定されTBSドラマ「時間ですよ」でデビュー。「ひとりじゃないの」を作詞した小谷夏は「時間ですよ」の演出家・久世光彦氏のペンネームだった。

[ 2011年6月12日 06:00 ]

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