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【1970年4月】女のブルース/「怨歌」の真髄 藤圭子ブレーク 2曲で18週連続1位

70年当時の藤圭子。いつも思いつめたような表情が多く、笑顔の珍しい1枚
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 ★70年4月ランキング★
1 女のブルース/藤圭子
2 逢わずに愛して/内山田洋とクールファイブ
3 恋ひとすじ/森進一
4 白い蝶のサンバ/森山加代子
5 国際線待合室/青江三奈
6 あなたならどうする/いしだあゆみ
7 姿三四郎/姿憲子
8 老人と子供のポルカ/左ト全とひまわりキティーズ
9 ドリフのズンドコ節/ザ・ドリフターズ
10 恋狂い/奥村チヨ
注目レット・イット・ビー/ザ・ビートルズ
※ランキングは当時のレコード売り上げ、有線放送、ラジオ、テレビのベストテン番組などの順位を参考に、話題性を加味してスポニチアネックスが独自に決定。

【女のブルース/藤圭子】 
 キャッチコピーは「演歌の星を背負った宿命の少女」。黒いパンツ・スーツに肩でそろえたおかっぱの黒髪。まるで暗い過去を浮き彫りにするかのような陰りあるたたずまいの藤圭子は迫力のあるハスキーボイスを武器に瞬く間に人気を集めた。しわがれ声で投げやり気味の歌い方は作家五木寛之氏をして「怨歌」と言わしめた。

 38万枚を売ったデビュー曲「新宿の女」に続く第2弾が「女のブルース」。圭子を発掘しプロデュースしたのは作詞の石坂まさを氏。「女ですもの恋をする」で始まる歌詞を刹那的に歌うドスの聞いた声は当時、経済成長真っ只中にいた日本人の心に深くしみ込みオリコンチャートで8種連続1位。続く「圭子の夢は夜ひらく」まで、なんと18週連続トップの座を守った。

 「女の…」が75万枚、「圭子の…」77万枚セールスのヒット曲に。さらに「命預けます」「女は恋に生きてゆく」と42週連続ベスト10にランクインするその勢いはすさまじいかった。

 浪曲歌手の父、盲目の三味線引きの母。自らも流しとして旅回りをしながらの貧しい生活。歩んだ人生そのものがまさにどっぷり演歌の世界。歌と実生活のリンクがスター・藤圭子の人気に拍車をかけた。

 人気絶頂の71年には当時の内山田洋とクールファイブのリードボーカル前川清と「女のブルース」さながら結婚するも翌年には離婚。79年、突然引退を表明。シングル700万枚、LP150万枚、テープ150万本。合計110億円を売り上げたという。歌手宇多田ヒカルの母として、その名前が再びクローズアップされたのは、「女の…」のヒットから30年近く経過していた。

[ 2011年4月15日 06:00 ]

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