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【1973年4月】狙いうち/“女王様ソング”の集大成 今でも野球では定番ソング

“女王様”路線で見事に復活した山本リンダ
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 ★73年4月ランキング★
1 若葉のささやき/天地真理
2 愛への出発(スタート)/郷ひろみ
3 学生街の喫茶店/ガロ
4 春のおとずれ/小柳ルミ子
5 女のねがい/宮史郎とぴんからトリオ
6 同棲時代/大信田礼子
7 狙いうち/山本リンダ
8 中学三年生/森昌子
9 ひなげしの花/アグネス・チャン
10 オレンジの雨/野口五郎
注目赤とんぼの唄/あのねのね
※ランキングは当時のレコード売り上げ、有線放送、ラジオ、テレビのベストテン番組などの順位を参考に、話題性を加味してスポニチアネックスが独自に決定。

【狙いうち/山本リンダ】
 腰をくねらせ、惜しげもなく、まるで見せびらかすかのようなヘソだしルックで、大ヒットした「どうにもとまらない」から約9カ月。山本リンダの人気は絶頂に達していた。「狂わせたいの」「じんじんさせて」に続く“女王様ソング”の集大成ともいえる第4弾は歌い出しから度肝を抜かれた。

 「ウララ・ウララ・ウラウララで…」で始まる「狙いうち」は今や野球の応援曲として高校野球はもとより、大学、プロでも定番。あれから40年近い歳月か過ぎても広く使われていることに、リンダは「ありがたいし、うれしい」と目を輝かせる。

 「今までのリンダのイメージをすべてぶち壊してほしい」。新しいレコード会社へ移籍間もないリンダだったが、「どうにもとまらない」担当プロデューサーが作詞の阿久悠、作曲の都倉俊一に出したリクエストはその一点だった。

 米国の軍人だった父と日本人の母との間に生まれ、ファッション誌のモデルから15歳で歌手に。66年、「困っちゃうナ」がヒットしたものの、その後は鳴かず飛ばずで6年の歳月が過ぎた。地方営業やキャバレー回りの低迷期から脱出するには、いわゆるカワイ子ちゃん路線からの大胆なイメージチェンジが必要だった。

 都倉から言われたのは「絶対に笑うな。客を刺すような目線でにらみつけろ」。「レッスンは厳しいし、周りからは節操がないともで言われたけど、自分が変って行くのが実感できた」とリンダ。代名詞となったヘソ出しは、「より激しく見せるために」自らの進んで仕掛けた作戦だった。地方のデパートでサイン会をして10枚のレコードを売るのがやっとだったのが、意を決した過激路線に転向すると、デパートの1階から屋上まで列ができ、飛ぶようにシングル盤が売れていった。

 「狙いうち」を最初に応援歌に取り入れたのが、明治大学応援団。作詞の阿久が同大のOBであった。リンダ自身も依頼があった後、応援団の練習風景を見学。「まさにピッタリ」と快諾した。

 フジテレビ系人気アニメの「ちびまる子ちゃん」ではまる子がモノマネしたり、米米CLUBがステージでカバーしたりと、あらゆる場面で親しまれてきた。そして、今なおあせることなくセンセーショナルであり続ける、昭和歌謡史の1ページを彩る一曲である。

[ 2011年4月26日 06:00 ]

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