ホーキング青山さん死去 50歳・車いす芸人、昨年12月に 「首」など北野映画出演

[ 2024年2月10日 04:45 ]

昨年12月に亡くなったホーキング青山さん

 身体障がい者で、お笑いタレントのホーキング青山(ほーきんぐ・あおやま、本名青山世多加=あおやま・せだか)さんが昨年12月12日に都内の病院で死去した。死因は明らかにしていない。50歳。東京都出身。通夜・葬儀は近親者のみで執り行った。お別れの会は予定していない。

 関係者によると、昨年11月ごろに体調の不調を訴え、自宅で療養していたが、12月になって容体が急変。最期は親族がみとったという。昨年11月までは公式YouTubeチャンネルの配信を続けており、同25日の投稿が最後となった。関係者は「1年ほど仕事はセーブしていたが、11月までは本当に元気だった。動画撮影も精力的に行っていた。ライブをやろうと意気込んでいたのですが」と話した。

 青山さんは生まれた時から先天性多発性関節拘縮症を患い、両手両脚が使えなかった。芸名は英国の理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士に由来する。94年に大川興業のお笑いコンテストでデビュー。自らを「車いす芸人」と称し「史上初の身体障がい者お笑いタレント」と呼ばれた。

 ビートたけしとの親交が深く、監督作の「Dolls」や「首」に出演。落語家として、グレート義太夫と二人会を開催した際にたけしがサプライズ参加したことでも話題になった。

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