田中みな実「結婚したら仕事を辞める」という考えが変わったきっかけ明かす「できない事が多すぎて」

田中みな実
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　フリーアナウンサーで女優の田中みな実（37）が10日放送のTBSラジオ「田中みな実　あったかタイム」（土曜後6・30）に出演し、以前から言っていた「結婚したら仕事を辞めます」という考えが変わってきていることを明かした。

　田中は14年にTBSを退社してフリーアナウンサーに転身。「私いつでも結婚したら辞めます」と言ってきた理由について「フリーになってタレントさんのお仕事みたいなことが増えて。アナウンサーのお仕事ができると思って、信じてフリーになったのに、結局来るお仕事ってゲストものとかで…。ありがたいんだけど、呼んでいただくと、自分の切り売りになっちゃうから。アナウンサー同士仲が良かったとか悪かったみたいなのとか…あまり人のことしゃべりたくないわけですよ。だから嫌だなあと思っていて」と話した。

　また「タレントさんだったら、多分自分で生み出すことができる。エピソードとか話せるんだけど、こっちは面白エピソードとかないから、切り売りになっちゃう。どうしてもしかも同じようなことをずっとしゃべることになっちゃって、嫌だなあって思っていたんですよ。で、そういう時期だったから、結婚したら辞めます。自分を守りたいって思っていたんです」と明かした。

　だが、19年から女優業を始めたことで心境に変化が出てきたという。田中は「俳優業を始めてお芝居の仕事を始めてからは、プライベートのことを聞かれる訳じゃないし、台本いただいて、そこから役を作り出す、生み出す方向になって行ったら、なんかずっと続けられそうな仕事だなと。あと、できない事が多すぎて。毎回できなくて悔しくて。到達点もないし、飽きちゃうことがない。慣れちゃうことがないんです」とし「だから、今はまだできないことが多すぎるから、俳優業はしっかりやっていきたいと思う」と語った。

　それでも「この後、結婚して子供をさずかったりした場合、どうなるかわからないじゃないですか。子供と一緒にいなきゃいけない状況あるかもしれないし。色んなことを考えたら、何とも言えないけど、今の自分の気持ちとしては俳優業は続けていきたい。年齢を重ねても需要が多分、その時々であって、変わっていくのもまた面白い」とした。