長嶋一茂 クマの指定管理鳥獣追加方針に「同時に人間として何ができるか…共存共栄の方法があり…」

[ 2024年2月9日 08:35 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(57)が9日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。伊藤信太郎環境相が9日、2023年度に過去最多の人的被害をもたらしたクマについて、今年4月にも、捕獲を国が支援する「指定管理鳥獣」に追加すると表明したことに言及した。

 指定管理鳥獣とされれば、都道府県による捕獲などの事業が国の交付金の対象となる。絶滅の危険が高い四国のツキノワグマは除く。

 環境省の専門家検討会の方針案は、被害防止対策を強化しながらも、過度な個体数減少につながらないように保護の面に関してもバランスを取った内容。

 人とクマの生活圏を分ける「ゾーニング」を徹底、捕獲は生息状況のモニタリング結果を踏まえて対応することなどを提言した。

 一茂は「指定管理鳥獣追加は、致し方ない部分はあると思うんだけど、同時に人間として何ができるかということを考えないといけない。共存共栄の方法があり、米国では動物管理保護区とかちゃんとある」と指摘。

 「邪魔者を何でも排除しちゃうという発想だと、人間に被害が及ぶ動物たちは全部駆除していくんですかってなっちゃったら、地球上に人間だけとなる可能性にもなるので、その考え方は僕は間違っていると思う」とし、「うまくバランスを取るのが人間。同時に気候変動の問題も考えないといけないし、クマが人間と共存できるというところの思い、考え方もしっかり持っていかないといけない」と自身の考えを話した。

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